株式会社設立の登記申請の流れ(相談、定款作成、定款認証、登記申請)
税理士の先生からご紹介で株式会社を設立したいとの相談ありました。
ご紹介から数日後、税理士の先生の事務所で会社の内容について打ち合わせをしました。
会社を設立する上でまずは定款(会社の内容や基本規則等が記載されているもの)を作成し、公証人の先生の認証が必要となります。
定款の大まかな内容(商号、本店、役員等)については依頼者の方に決めて頂きますが会社の目的については事業内容をお聞きして当職が文言を作成致しました。
定款の内容にご納得いただいた後、公証人の先生と定款内容や定款認証日の打ち合わせをします。
公証人の先生から定款の内容に問題ない旨の連絡を頂き、定款認証日に公証役場に伺いました。
その際、必要となるのが手数料(約5万2000円、発起人(株式会社の設立を企画して、定款に署名した人))の印鑑証明書です。
そして定款認証した後、資本金を発起人ご自身の個人の口座に振り込んで頂く必要があります。
設立はできるだけ早くということで認証後すぐに資本金の額を口座に振り込んで頂き、その日のうちに申請となりました。
打ち合わせからすぐに依頼者の方も動いてくださったので10日程で申請ができました。
登記申請から完了まで3日、登記完了書類(登記事項証明書、会社の印鑑証明書、印鑑カードなど)をお渡しして手続き終了となりました。
■まとめ
<費用>
約28万円
(その内登録免許税 15万円・定款認証の手数料等 5万2000円)
※電子定款を利用しているため、定款認証にかかる印紙代がかかっておりません。電子定款を利用しないと印紙代が4万円かかります。
<期間>
約2週間